昔から祖母や祖父がお経を読んだり、
仏壇に手を合わせたりしていたので、
仏教は身近な日常にはあったものの、
自分の家の宗派がなんなのか、
マナーやしきたりについて学んだことは一度もなかった。
小さい頃はお寺の日曜学校とか行かされていたんですがね。
時間は流れ、祖母、祖父など身近な人が亡くなっていく中で
今一度浄土真宗について調べてみようと
思ったターニングポイントがある。
最初は自分の宗教観に気づいた時。
インターネットで見た記事がきっかけだった。
パワースポットやご利益なんてたいして信じない。
私は無宗教です。そう思っていた。
「あなたが無宗教だと言うのなら、
この御守りをはさみでズタボロに
切り刻んでみてください」
え、御守りを切り刻む・・・。
で、、できない・・・。(なんか怖い)
キリスト教徒が神を踏みつけることができない、
踏み絵と同じじゃないか。
アリババの写真とかなら切り刻めそうなのに・・。
無宗教だといっておきながら、
なんと仏教や神道はこんなに人々の
無意識の心の中にまで
入り込んでいるのか・・・
日本人のほとんどは皆、熱心な宗教家ではない、
自分は無宗教だと言う。
わたしもそうだった。
しかし無意識のうちに仏や神を信じているのです。
ここから、こんなにも何百年とも日本人の心の中に入り込む仏教とは
いったいどんな宗教なのかと興味がわきました。